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「織物以前のこと」福本繁樹氏著|トークイベント開催のお知らせ

【イベントのお知らせ&参加者募集】
先日SNSにてプレ告知させていただいたこちらのイベント、
あれよあれよと日が迫って参りました。ご興味持っていただける方、是非お越しくださいませ。

織物以前のこと 南太平洋のタパや装い
刊行記念トークイベント

日時:5/16(木) 19:00〜
会場:誠光社さん @seikoshabooks
予約方法:誠光社さんのサイトからお願い致します。
https://www.seikosha-books.com/event/9871

Nekiでデザインを担当させていただいた、美術家・ノンフィクション作家の福本繁樹さんの著作「織物以前のこと 南太平洋のタパや装い」の刊行を記念し、誠光社さんのスペースをおかりして、福本さんのお話を聞くトークイベントを開催させていただきます。
聞き手は、僭越ながら、Neki inc.坂田が務めます。
およそ50年前の南太平洋で、当時京都市立芸術大学の学生だった福本さんが撮った写真、収集した物たち。
それらはビジュアルがまずとても刺激的ではあるのですが、それ以上に、そういった装飾品や物品が、どういった文化や贈与の仕組みの上に当時成り立っており、そして西洋文化の流入により、どのように姿を顰めていったか、といったお話が本当に面白いのです。
そしてもちろん、福本さんの当時の冒険譚がめちゃくちゃ面白い・・・
本を作りながら僕たちが福本さんから聞かせてもらったそのようなお話を、是非沢山の人に聞いていただきたいと思い、誠光社さんにご協力いただき、今回のトークを企画しました。
文化人類学や民俗学、染織などにご興味がある方はもちろんですが、デザイナーや写真家、絵描きの方など、何らかの物語的なものを生み出そうとしている方にも是非聞いて欲しいお話です。
現在・現代の日本では細分化して整理されていった「現実」と「物語」の関係が、渾然一体と存在していた当時のお話が聞けると良いなと思っています。
そして、現代の僕たちが作り、僕たちの身の回りにある装飾品や身に着けるもの、それらが生み出される仕組みや、世の中に行き渡る仕組みは、自分達にとってどんな存在になる得るのか〜、といったことに想像を膨らます時間となれば嬉しいです。

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出版社ウェブサイト:
https://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8920