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堺に生きた山崎豊子のまなざし -愛用品の数々-

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堺に生きた山崎豊子のまなざし -愛用品の数々-

大阪・堺にあるさかい利晶の杜で開催された企画展「堺に生きた山崎豊子のまなざし-愛用品の数々-」のメインビジュアルをはじめ、会場のパネル、横断幕等のデザインを担当しました。
山崎豊子さんは、昭和32(1957)年、生家をモデルとした『暖簾』で作家デビューを果たし、『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など多くの作品を世に送り出しました。堺の浜寺には、作家として独立したころから亡くなるまで住んでいました。山崎豊子さんの数々の作品が生み出された書斎の一部を展示室に再現し、本棚や庭などを写真パネルで紹介し、そのまなざしを追体験するような構成となっています。
メインビジュアルは豊子さんの作品に対する熱心でパワフルなところや、ご本人がお好きだったお洋服の数々のかわいらしさを紐付け、ピンクをベースに明るい配色で構成しています。また、愛用されていたという万年筆をメインのロゴに入れ、ゆっくりと美しく時間が流れていた豊子さんのご自宅の雰囲気や、繊細さを表現しました。
実際の書斎に足を運び、当時のまま残されている書斎を撮影させていただきました。原寸大の本棚パネルは高さ約2mあり、圧巻のパネルに仕上がりました。

デザイン 桶川真由子(Neki inc.)
撮影 成田舞(Neki inc.)

関連サイト 展覧会詳細ページ

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